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記者会見にのぞむ際に覚えておきたいコツ

記者会見は、記者と一対一の個別インタビューとまったく雰囲気が変わります。ずらりと並んだ記者を目の前にして話をしなければならないため多くの人は緊張するものです。

今回は、記者会見の心構えについてお伝えしていきます。

発言はオフィシャル発言

記者会見での発言は、すべて自分の会社のオフィシャルな発表として報道されます。

一度口から出てしまったことは訂正できません。「今の話はオフレコで」と発言自体をなかったことにしたり、発言者の名前を書かないでほしいという要望を出すことはできないのです。

会見場では誰が何を語ったのか全てを報道してもよいというルールのため、 会見に臨む人は一語一語落ち着いて発言しましょう。

視線をあげる、記者の目を見る

話をする時には視線をあげること。

メモを見る場合はずっと読むのではなく、かならず目をあげて話をします。

それから、記者の目を見て話すこと。

記者の目を見ることで、記者には話を真剣に聞こうとする姿勢が生まれます。

これがアイコンタクトの効果です。

記者の目を一人一人見ていくそんな気持ちでアイコンタクトを取っていきましょう。時には嫌な質問を投げかけられることもあるでしょう。しかし、そんな記者の目こそ、しっかり見て話してください。嫌な質問に動揺していると余計な勘ぐりが生まれますから、相手の目を見据えて答えることで、目が泳ぐことがなくなり、発言者の意思が伝わります。

見た目が重要

目の前にいる記者の方々に、自分が信頼がおける人物であることを伝えるため身だしなみをきちんと整えましょう。

表情やしぐさ、それに加え服装といった視覚情報は、聞いている人にとって多くの判断要素をはらんでいます。

メラビアンの法則によりますと、人は視覚から受ける情報は58%もあるのです。どれだけ真剣に語ったとしても、よれよれのワイシャツでは信ぴょう性が薄れますから、身なりに十分気を使い、会見に臨む前に一度鏡を見て確認してください。

目の前にずらりと居並ぶ記者は、発言者の一挙手一投足をよく見ていますよ。

キーメッセージは何度も繰り返す

キーメッセージとは、この会見で企業が一番伝えたいこと。

会見の内容を、どのようにメディアに掲載するかは記者とメディア次第です。「このように書いてほしい」と望んでも、その通りにならないこともよくありますし、強要もできません。ですから、キーメッセージを設定し何度も繰り返すことで、自社が一番のぞむ形に近い報道になることを目指します。

ですから、会見にのぞむ前の準備段階にて、キーメッセージの設定を社内でよくすり合わせておくことが重要です。

キーメッセージを繰り返し伝えることで、今回の会見で一番アピールしたいことをなるべく自社が望む形で報道してもらいましょう。

動揺を見せないための対処法

突然予想もしなかった質問や、自社にとってネガティブな質問をされると、表情が変わります。

不安からしきりにほおを触ったり、ネクタイをいじったり鼻をこすったり、これらはなだめ行動といい無意識にやってしまうことです。

記者は動揺する姿を見て、発言者の本意を探っています。動揺すると、今の質問は事実だと受け止めるのです。

不安から出る無意識な行動をすぐに止めることはできませんが、対処法はいくつか考えられます。

  • 深呼吸をする

まずあまり大袈裟にならない程度に深く息を吸い、ゆっくり吐き、落ち着きましょう。吸う息より吐く息を長くすると、副交感神経優位になり、気持ちを少し落ち着かせることができます。

  • ネガティブ質問の準備をしておく

ネガティブな質問を予想しておくと、とっさの質問にも心構えができ不安を和らげることができるでしょう。なるべく多くのネガティブ質問の準備をしておくと安心です。

  • 短く答える

ネガティブな質問では、文章を短くゆっくりとポイントだけを伝えましょう。もし続けて同じ質問をされても、そのポイントを繰り返して伝えます。

そしてネガティブ質問の場合は、さらに畳み掛けるように質問が起こりやすいもの。事前準備の際に、連鎖が予想されるQ&Aも作っておくと落ち着いて対応できます。

深呼吸と、事前に準備した回答で、記者の話術にはまらないように気をつけます。

事実・自分の意見をわける

報道記者の前で事実と自分の意見をはっきりと区別しないで述べてしまうと、誤った報道につながりかねません。自分の意見であれば、それを前置きとしてはっきり伝え、それから意見を述べましょう。

終了後も気を抜かない

気を張っていた会見が終わると、ホッとしてしまい、一気に気が抜けるものです。

その状態で、ぶら下がり取材や囲み取材を受けると、気が抜けたところに質問をされるため思わず口を滑らしてしまうことが往々にしてあります。記者会見が終わったからといって気を抜いてはいけません。

こうした記者会見終了後のやり取りは、正式な会見の発言として報道される性質があります。雰囲気は記者との雑談かもしれませんが、長々と話しているうちに、話してはいけないことをしゃべってしまうこともよくあることです。なるべく短い時間で切り上げ、その場を立ち去るようにしましょう。

まとめ

今回は記者会見に臨む際の心構えについてお伝えしました。

一度発言してしまったことは取り返せません。

そうならないようにするには、メディアトレーニングを行うのが一番確実だと思います。事前の訓練により本番に答えるべきことがわかり、心構えが変わります。

短時間でもよいので、メディアトレーニングを実践し、余裕を持って会見に臨みましょう。

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