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リリースにも企画にも使える『PRストーリー』をより効果的にする3つの要素。

広報活動には『PRストーリー』が効果的です。
しかし、『PRストーリー』を作るというと、つい身構えてしまう方もいらっしゃると思います。

なぜ身構えてしまうのでしょう?映画や演劇、小説などストーリーのあるものに欠かせないのが作家やデザイナーの「創造性」です。一般人にはとても人を感動させるようなストーリーは考えられない、と思われるかもしれません。ところが『PRストーリー』には芸術家のような創造性は必要ありません。

今からお伝えする3つの要素があれば、誰にでも効果的な『PRストーリー』を組み立てることができます。

今回は実際に『PRストーリー』を作成するに時に必ず入れるべき3つの要素についてお話しします。

『PRストーリー』はニュースリリースや企画など、何にでも活用できます。コツを押さえて広報活動に『PRストーリー』を取り入れられるようにしましょう。

(大見出し)『PRストーリー』に必要な3つの要素

(小見出し)そもそもストーリーとは

ストーリーと聞くと大抵の方が小説や映画などを思い浮かべますが、『PRストーリー』とは、あらすじではなく背景だと考えたほうがイメージが湧きます。例えば有名な映画タイタニックのワンシーンですが

ジャックは舳先でローズを後ろから支えた。

これは見たままをそのまま描写しただけで、ストーリー性は感じられません。しかしこのシーンの背景には

  • ローズとジャックは身分の差があるがお互いに惹かれあっている
  • ローズはジャックに謝ろうとしていた
  • ジャックはそんなローズを受け入れ、舳先から素晴らしい景色を見せる

というストーリーが隠れています。この隠れている部分を引き出し、消費者に訴えかけることができるのが『PRストーリー』です。「この商品は××の機能があって、〇〇ができるようになります』というPRの背景には制作過程での失敗や、現場の想い、さらには社長や経営陣の戦略などが隠れているのです。

3つの要素とは

商品のストーリーを伝えるために、必ず入れるべき3つの要素があります。

  1.  季節・時事性
  2.  社会性
  3.  意外性

ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

1 : 季節・時事性

季節性というのは毎年決まった時期に行われるイベントや行事のことです。
お正月、節分、梅雨のような季節のものや、バレンタインデー、花見、夏休みなどの定番イベントがあります。

時事性というのは、その時その時に起こっている社会的な出来事です。事件や事故、政府からの公式発表や社会現象などがあります。

季節・時事性のものは「なぜ今なのか」という部分を説明してくれます。

企業の『PRストーリー』が記事になるとき「なぜ今なのか」という理由は必ず必要になります。

「自社のスケジュールの都合で」や「開発が遅れて」という理由の「今」は記者にとって記事にする理由になりません。

その点、季節・時事性の要素が入っていればそのまま「なぜ今なのか」をそのまま説明することができるのです。

2 : 社会性

社会性というのは、公共性という意味でもあります。情報を発信する企業のみならず、その情報がどのように社会に関わっているかを考えましょう。記者は報道の観点から、ニュースバリューの高い情報を求めます。自社の商品がどのように社会的意義があるのかを『PRストーリー』に取り入れることで、ニュースバリューを高めることができます。

例)新製品の大豆ミート、低価格で肉の代わりに使用できます

罹患者が増え続ける糖尿病の予防に、低糖質高たんぱくの新製品、大豆ミート

「自分ゴト」ではなく「社会ゴト」にすることで、関心を持ってもらえるようになるのです。自社製品である「大豆ミート」が「低価格・肉の代替品」として伝えることは「自分ゴト」です。

「罹患者が増え続ける糖尿病の予防」は社会問題の解決に一役買えることをアピールしています。これが「社会ゴト」です。

自分の会社を主語にするのではなく、社会を主語にした『PRストーリー』を考えてみましょう。

3 : 意外性

意外性は、人の注意や興味を引き付ける効果があります。

「普段、当たり前のことのようにしていたものが、ある日突然別のものになってしまった」この意外性がニュースになり、記事になります。

FUJIFILMといえば「チェキ」や「写ルンです」で有名なカメラフィルムの会社です。そのFUJIFILMが自社技術を用いて、真っ赤なパッケージが印象的な化粧品のシリーズを発売した時はその意外性で話題をさらいました。

また、TOYOTAの高級ブランド、LEXUSが食器やバッグ、家具などを販売していることを聞くと意外に思う方がほとんどだと思います。

高級車ディーラーと生活用品の間に感じたギャップが、そのままニュースになりうるのです。

まとめ

『PRストーリー』に必要な3つの要素、「季節性」「社会(時事)性」「意外性」についてお伝えしました。

それぞれの要素を取り入れれば、記者が記事にしたがる『PRストーリー』ができあがります。
『PRストーリー』が難しいと悩まれている広報の方、ぜひ試してみてください。

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