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オフレコ、懇談・バックグランドブリーフィングの違いとは

メディアで使われる、『懇談』(バックグランドブリーフィング)や『オフレコ』といったプレス発表におけるルールについて解説します。

記者会見やインタビュー時における業界独自の単語があります。広報担当者としてその意味とルールを知っておきましょう。

オフレコ、懇談、バックグランドブリーフィングとは

インタビュー取材において、発言者が名前を出してほしくない場合、または、内容も名前も出さないでほしい場合につかわれるのが『懇談』や『オフレコ』です。
それぞれの意味とルールについて解説しましょう。

懇談

Wikipediaによりますと、懇談とは

“記者懇談会とは広義には、取材対象者が記者を集めて会食をともにしながら、ざっくばらんに説明や質疑応答を行う懇談会である。”

とあります。

例えば、中央官庁の高官や政府のトップには懇談の場が設けられています。

この場で発言したことは名前を出さないというルールのもと、記者クラブの記者と話すことができ、名前が出ないことから自由に発言ができます。

この場合「政府首脳筋の話では」「〇〇省高官によると〜」「〇〇の業界筋の話」といった表現で記事として書かれることになります。

オフレコとは

報道はしないという条件のもとで、記者に情報を流すものです。

ただ、インタビューの際すべてを話し終わってから「今の部分はオフレコでお願いします」と伝えても、記者に拒否されれば報道されてしまいます。

ですので、オフレコの話の場合は、事前に約束を取り付けなければなりません。

説明会

ブリーフィングとも言われます。

担当者があるトピックに対して解説し、集まった記者に理解を求めるものです。プレスリリースと同時に開催することもありますが、勉強会としても用いられます。〇〇大統領来日の背景についての説明会、など。

バックグランドブリーフィングまたはレクチャー

「バックグランドブリーフィング」の意味は「背景説明」のこと。

「説明会」よりも人数が少ないイメージで、目的は上記同様に記者の理解を促すことです。記者からはアウトプットの支援になるため喜ばれるスタイルです。

記者会見におけるルール

重大案件の発表時に、多くの報道陣を集めて実施されるのが記者会見です。

会社やステークスホルダーにとって重要な案件を、一斉開示という形で社長や役員などの責任者が行うものです。

ですから、一番オフィシャルなものであり、記者はその場で発言した人は誰なのか、どういう内容だったのかを報道する権利があります。

一堂に記者が会する記者会見では、「オフレコで」と条件をつけることはできません。
すでに多くの記者に目撃されている中、今更オフレコにはなりませんので、くれぐれも発言にはご注意を。

インタビューのルール

記者と対面で、1対1で行われるものがインタビューです。

基本的にはこちらも、記者会見と同じようにオフィシャルな発言の位置付けでありますが、オフレコが可能な場合があるのです。

実際にインタビューする前に「この部分はオフレコで」と条件をつけ相手に了承してもらえれば、報道されません。

また匿名の情報にしてほしければ、その旨を先に伝えましょう。

くれぐれも事前に約束をすること。

すべて話してしまってから「今のはオフレコで」は通りません。記者の判断により報道されてしまうこともあります。

なお、どの部分をオフレコにしてほしいのかは、記事になる前に文書やメールなどで明確にしておくとよいでしょう。お互いに勘違いしているというのはよくあることです。

オフレコ情報が流れて問題になったことも

過去、政府高官のオフレコ情報が相次いでメディア露出してしまい、問題になったこともあります。

メディアは読者・視聴者が持つ知る権利のために、情報を流す使命がありますが、乱用されてはならない、お互いにオフレコ内容を確認し、納得した上で行うものと規定しています。

まとめ

メディア用語、オフレコ、バックグランドブリーフィングについて解説しました。

記者会見はもとより、インタビューをしたその場で「この話はオフレコで」と変更することはできません。

オフレコの話がある場合は、事前に確認し、またどの部分をオフレコにするのか改めて明確にすることをおすすめします。

 

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