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BtoB企業がマネしたい、コーポレート広報が際立つ3社。

BtoB企業はBtoC企業と比べて、自社がどう社会に貢献をしているかを示しにくいもの。

広報担当者は、プレスリリースがとても書きにくいのではないかと思います。

事業や技術が複雑で、企業の実態が分かりにくいこともあり、メディア受けしにくいのが現状です。

しかし今、BtoB企業においても広報活動の重要性が見直されています。BtoB企業の広報で成功した企業は、どのようにしてメディアへの露出を可能にしたのでしょうか。

事例とともにコーポレート広報が際立つ3社についてご紹介します。

BtoB広報、BtoC(CtoC)それぞれの広報の違い

ビジネスには、

  • BtoB……企業が企業にモノを売る
  • BtoC……企業が個人にモノを売る
  • CtoC……個人が個人にモノを売る

とあり、それぞれの立場によって、広報の心構えも変わってきます。

一般的に以下のように区分けされています。

BtoB

自社サービスのお客様が企業である。サービスが消費者に直接関わりがないため、メディア的に乗せづらい側面もあるが、他社と違ったコーポレートを題材にして広報している企業が増えている。自社発信のブログ・Twitter・オウンドメディアなどが有効な場合が多い。

BtoC、CtoC

直接ユーザー(消費者)とつながるサービスや有形の商品を持つため、消費者に直接影響をあたえることができ、メディアが取り上げやすい。プレスリリースはメディア掲載が有効な場合が多い。

BtoB企業にも広報が必要になっている

BtoB企業は、社会に欠かせない技術を提供していますが広報的には不利な立場にあります。

一般的に顧客が企業であるBtoBでは、商品やサービスをそのままプレスリリースにしても、記者に興味を持ってもらえません。なぜなら、メディアとは一般消費者のために存在するからです。

それでも今までは顧客である企業と長期的な関係が築けていれば、広報を行う必要がありませんでした。

しかし、昨今は市場も変化しており、既存顧客へ注力するだけでは足りなくなっています。これまで強い結びつきを持たなかった相手にも、自社の理解を得る必要が出てきているため、BtoB企業においても広報活動の重要性が見直されています。

そのような理由から、BtoB企業の広報は、BtoC企業の広報に比べて打ち出し方を工夫した広報を配信する必要があるのです。

では、どのようにプレスリリースを作成するべきか、コーポレート広報が際立つ企業をご紹介します。

BtoB広報の事例

BtoB企業のサービスはメディアに掲載されづらい側面がありますが、工夫次第で制度や企画でとりあげてもらうことができます。

それが、会社事態をPRするコーポレート広報(企業広報)です。自社の変わった人事や採用活動、他社にない福利厚生制度を社会に伝え、公衆の認知を獲得し、時間はかかりますが事業を拡大することも可能です。

コーポレート広報で成功している企業をご紹介しましょう。

サイボウズ

https://cybozu.co.jp/

働き方改革を主軸に、「育休6年」「副業OK」などの目新しい福利厚生を次々と打ち出し、話題になった企業です。同時に自社メディア『サイボウズ式』を活用し、時間・場所の制約のない働き方や、複業の推進など、時代に先駆けた働き方改革を自社発信することで認知を獲得しました。その後も働き方に一石を投じる『アリキリ』というアニメで話題になるなど、その手をゆるめません。

サイボウズのコーポレートブランディング部は「社会課題に向き合う企業でありたい」という思いを軸にして活動しているとのこと。

社会課題は広報の基本ですから、広報に取り入れる場合、まず社会課題ありきで発信するのはとても参考になると思います。

Sansan

https://jp.corp-sansan.com

クラウドを活用した法人向け名刺管理サービスを提供している企業。

同社には変わった社内制度が多くあります。

  • 『Know me!』他部署の社員と飲みに行く場合に、会社から1人当たり最大3,000円の補助が受けられる
  • 『H2O(近隣住宅補助制度)』本社の最寄り駅である表参道駅と渋谷駅から2駅以内に住んでいる社員に住宅費用を会社が補助する制度
  • 『Geek Seek Book』業務に必要な書籍購入費用の一部を会社で負担する。
  • 『よいこ』「よりよいコミュニティー」の略。社員がさまざまな企画で交流をはかることを応援するために、活動費の一部を会社が補助してくれる制度

そのすべてが社員の生産性向上のために導入されたものだそう。会社のあり方と生産性が問われる今、独創的な制度がメディアのニーズにマッチしたのだといえます。

面白法人カヤック

https://www.kayac.com/

ゲーム・広告・Webサービスなど、「面白くてバズるコンテンツ」を製作、リリースするクリエイター集団。リエイターの意外なアイデアで、会社自体をクリエイトし、自社情報を発信している企業。

  • 「旅する会社説明会」日本各地をバスで周って出向き、そのバスの中で会社説明会をした。
  • 「サイコロ給」人間の評価や運命を、最後の最後は天に託そうと、給料の査定にサイコロの運要素を取り入れた新しい査定制度。
  • どこからでもインターンに参加できる「リモートインターン」など

まとめ

いかがでしたでしょうか。

BtoB企業の広報は、そのままではなかなかメディアに取り上げてもらえるものではありません。しかし、特にコーポレートの部分に工夫を凝らすことで、メディアに載ることが可能です。

社会の課題に合わせることにより、メディアにも注目されると、会社自身も活性化させることができます。コーポレートを活かした広報を、ぜひご自身の企業に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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