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広報の人脈作りの第一歩。記者の記憶に残る150人になる方法

広報にとって、一番大切になもの、それは『人脈』です。

「記者にメールを読んでもらう方法」「電話で売り込む方法」などは、すべて『人脈』を築いていくための知識だと思ってください。

今回は広報にとってなくてはならない『人脈』についてと、それに関係する『ダンバー数』『メディア・プロモート』についてをお伝えします。

広報に『人脈』が必要な理由

記者に信頼されると、広報の仕事がやりやすくなる

「どうしたらメディアの露出を増やしていけるか」、これが広報の最大の悩みでしょう。

自社発信のSNSやWEBページとは違い、メディアに掲載されるためには必ず記者を通さなくてはなりません。

ですので広報は記者とのコミュニケーションが必須です。記者と上手なコミュニケーションが取れ、記者に信頼されるようになると、広報の仕事は格段にやりやすくなります。

(通常)
・ニュースリリースを読んでもらえない
・電話に出てもらえない

(記者の信頼があると)
・あなたの名前があると、ニュースリリースやメール等を目にとめてもらえる
・記者が知りたいことがあるときに電話をかけてもらえる

このように広報として一番苦労するところを飛び越えていけるのです。

『ダンバー数』とは

個人が社会的関係を円滑に保持できる数を『ダンバー数』といいます。

(『友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学、(ロビン ダンバー著・インターシフト)』)

『ダンバー数』という言葉は、イギリスの人類学者ロビン・ダンバー氏が提唱している数値です。

通常、人がまわりとの付き合いで記憶できる人数は150人程度(所説有り)だといわれています。最も親しい家族やパートナーが5人、どんなときでも信頼できる人の数が(先ほどの5人も含め)15人……と同心円状に増えていき、「お互いに目の届き合う安定した関係を築ける人数として150人」となっていきます。

つまり、記者側から見て目が届きやすく、記憶に残っている人数が150人程度だとも考えられます。150人というと多いように聞こえますが、小学校の1クラスが30人~40人だと考えると、決して多い人数ではないことがわかります。

では、記者の150人に入るためにはどうしたらよいでしょうか?

メディア・プロモートで『人脈』を築こう

記者の150人に入るために行うべきことはたくさんあります。

  • 定期的な(週1、月1など)リリースの発信
  • 自社・業界に関連する記事の情報収集(署名記事で記者名を調べる)、メディアリサーチ
  • 直接会いに行く、メディア・プロモート
  • ランチョン・ミーティング、飲み会等

この中で『ダンバー数』を意識した一番有効な方法は、『メディア・プロモート』です。『メディア・プロモート』とは、記者に直接訪問し、自社情報を売り込むことです。人は何度も顔を合わせている相手に対して好意を抱きやすい(『ザイオンス効果』”どんな会社でも必ず見つかるPRポイントとは。『会社の顔』と顔出しの効果について”)という研究結果があります。メディア・プロモートのように直接顔を見せることで相手の印象に残りやすくなります。

メディア・プロモートは記者探しから始めよう

新聞やメディアの一部には記者本人の名前が掲載されている「署名記事」があります。署名記事は、その人の見解が書かれている記事です。署名記事を探すことにより、自社業界に興味のある記者、または精通している記者を探すことができます。

本名やメディア名を記載しているSNSを調べることも良いですね。

記者にコンタクトを取ろう

電話で記者にコンタクトを取るときにはいくつか注意点があります。

  • メディアによって時間帯を変える
  • 「署名記事を見た」旨を伝える(リリースの到着確認をするのも良いでしょう)
  • 簡潔に要点を話す

(詳しくは”『メディア・リレーションズ』を築こう。その1 電話で伝える技術”で)

メディア・プロモートの難しさ

初めに記者にコンタクトを取ること自体が一苦労ですが、『メディア・プロモート』にはもうひとつ乗り越えるべき壁があります。

その壁とは、アウェーで戦わなくてはならないという事です。

『メディア・プロモート』は記者のいる場所に足を運ぶ必要があります。忘れ物があっても自席に取りに行くわけにはいきません。

完璧な準備・練習をしなくてはなりませんが、もし実際にトラブルがあったときには臨機応変な対応が必要になります。しっかりとイメージトレーニングを行ってくださいね。

メディア・プロモートのポイント

メディア・プロモートを行うときは「業界の現況・トレンド」「なぜこの商品なのか」「なぜ今なのか」を意識してPRストーリーを考えていきましょう。

忙しい記者の立場になって、わかりやすく簡潔なプレゼンを行うようにします。

最後に、記者が今どのような情報を求めているかを聞けるとなお良いでしょう。

自社に帰ったらかならずその日のお礼のメールを送るようにしてください。自分の名前と顔を覚えてもらうことを意識しましょう。

まとめ

広報にとって記者の人脈は宝です。

記者の『ダンバー数』を意識して行動してみましょう。

また、自分にとっての150人を考えてみると、どのようにアピールすれば印象に残るかも見えてくるかもしれませんね。

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