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『ゼロ回答』はNG!必ず答えることでチャンスをつかむ

皆さんの会社には、記者からの問い合わせがありますか?

広報は記者に対して売り込むことが多いですが、逆に記者から問い合わせがあったときには内心大喜びです。

ところが自社に全く関係のない内容の時も……。本当にガッカリしてしまいます。

すぐに「弊社では予定はありません」と答えたくなりますが、ちょっと待ってください!

広報としてなにかできることはないか考えてみましょう。広報は、記者に対して何の情報も渡さない『ゼロ回答』をしてはいけません。

チャンスを逃さず『攻めの広報』の姿勢で自社を売り込んでいきましょう。

記者に『ゼロ回答』はNG!

記者が情報を得る方法とは

記者が情報を得ようとするとき、いくつかのルートがあります。

  • 各社から届くプレスリリース
  • 記者クラブへの投げ込み
  • 記者個人の情報網

この中で一番独占記事になりやすいのが「記者個人の情報網」です。

なぜならば、プレスリリースや記者クラブへの投げ込みは他のメディアにも知られている情報である可能性が高いからです。

ですから、記者は自分独自の情報網を構築したがっています。

なぜ『ゼロ回答』をしてはならないのか

そのような動機がある中、問い合わせに対して有益な情報を返さない『ゼロ回答』をするとどうなるでしょうか。

たとえ「今回は残念ですが次回何かありましたら」と伝えても、記者は自社に対してなんの印象も残らないでしょう。

もっと悪い場合には、記者に「この会社に問い合わせても有益な情報がない」という無意識のイメージが残ってしまうかもしれません。

次に記者が誰かに問い合わせをしようと考えたとき、数ある企業の中から自社を思い出してもらえるでしょうか?わざわざ、自社に問い合わせをするメリットがあると考えてもらえるでしょうか?

記者に対して『ゼロ回答』をしないというのは単に記者に対して誠意を見せるということだけではなく、自社に対する何かしらの印象を持ってもらうという意味でとても大切なことなのです。

『攻めの広報』で「ネタ」を作り出す

記者からの問い合わせは重要な情報源

記者やメディアからの問い合わせは、実は広報にとっても、非常に重要な情報源です。

通常広報は自分でメディア・業界の分析をしてメディアの切り口やテーマを探っています。

記者が問い合わせをしてくるということは、自らその切り口を教えてくれているのと同じだからです。

以前『攻めの広報』とは情報に価値を与え、自らを売込む広報だとお伝えしました。(「広報はクリエイター。『攻めの広報』で世の中のブームを作る」(リンク))。情報に価値を与えるには

  1. 目新しさや意外性、トレンドなどの価値
  2. なぜ今なのか(社会性・時事性・季節性のどれがあるのか)
  3. なぜこの商品なのか(数ある商品の中で、なぜこの商品を勧めるのか)

という3点を含むことがポイントです。記者からの問い合わせには、この3点を含んでいると考えていいでしょう。

自社にない「ネタ」を作り出そう

記者から問い合わせがあったとき、自社に関連することがなかった場合にできることは2つあります。

  1. 自らネタを作る
  2. 誰かを紹介する

この二つをそれぞれ考えてみましょう。

1 : 自らネタを作る

まずは社内の担当者や関係部署を駆け回り、関連する商品やイベントを探し回りましょう。どうしても見つからない場合、広報が自らネタを作ってしまうことをおすすめします。

例えば「令和記念硬貨関連でなにかないか」と聞かれた時に「記念硬貨の金額に合わせた500円の均一セールを行う予定です」といった小さなことでも大丈夫です。それで記事にしてもらえたらラッキーで、たとえ記事にならなくても次に記者が問い合わせをしようとしたときに「そういえばあの会社、あんなことをやってたな」と思い出してもらえればいいのですから。

2 : 誰かを紹介する

もしどうしても自社で都合がつかない場合は誰かを紹介するという手があります。

ここで紹介するだれかとは、問い合わせに関係する取引先でもよいでしょうし、同業他社でもよいでしょう。

大切なのは、記者に『ゼロ回答』をしないこと。
記者も情報を探しまわっているのですから、「ここに聞けば何かしら情報をもらえる」と印象づけましょう。

「せっかくの記者の問い合わせを他社に譲るなんて」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、「紹介」は最終的にまわりまわって自社のためになることもあるのです。『Give, give, give, give, give……and Take』の精神です。

まとめ

記者に『ゼロ回答』をしないということについてお伝えしました。
大切なのは、どんなことでもチャンスを逃さず自社の売込みをするということ。「次」につながる広報活動をしていきましょう!

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